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北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
水族館、ウニ、ウニの子ども、そしてツチノコ
2011年 10月 25日 | |
今日は岩手の県北、沿岸部へ。先日のカレンダー用の用事です。
家からは車で三つほど峠を越えた先。車で2時間弱のところです(ちなみにこの間、信号は町中の2か所、数機だけだったかも。素敵ロードと思います)。

訪問先では、街中にできた水族館へ行ったり、ホヤ&ウニが美味な産直へ行ったり、ウニの子ども(稚ウニと言うそう)を見たりしてきました。
最終的にイラストにするのであまり詳しくかいたり載せたりできないのですが、水族館では虫眼鏡に夢中になったり、産直では魚屋さんと「なんでウニは”栽培”なの??????」で盛りあがったり(正しくは盛りあがってもらった)、ウニの子どもはゴマ粒くらいで、そのあまりの非ウニ加減に感動したり、とても楽しい・・・もとい、勉強になった一日でした。

いずれも津波の被害を受けた場所。特にウニの子どもの栽培場は、漁港の一角で目の前が海。栽培用プール(水槽?)がいち早く新設された一方で、事務所はいまだブルーシートやビニールを壁や窓がわりにしている状態。それくらい海産業の再開が大事ってことだよね、今回のカレンダー作りで多大なお世話になる予定のFさんは言いました。
ちなみにウニの子どもは4年くらいで成人(?)に。これからはどんどん増えると明るい笑顔も。

帰り道、風が急に強くなっていました。
落ち葉がくるくるカラカラと道路の上を走り回っていました。
三つの峠のひとつめの中腹で、車のヘッドライトの明かりの中を、左から右へ、大きな葉っぱが道路を横切っていきました。
その大きさ30~40センチ。ミノムシの殻のような形で、その動きは尺取虫が這うようでした。
もしかしてツチノコだったかな、と、今でも少し悩んでいます。
明日は子牛の市場です。

                          「今日のできごと / 岩手沿岸めぐり(久慈・種市編)」
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