北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
高めの敷居
2014年 01月 07日 | |
こちらのお正月に欠かせないもの、それは煮しめ、お雑煮、お酒いっぱい
・・・そんな気がするするこの頃です。
その中で、お雑煮は少し敷居が高めです。いや、お雑煮というよりもお餅?こちらでは買ったお餅ではなくて家や誰かが搗いたお餅が定番なのです。杵つき餅であれば一番、そうでなければ機械搗きとか。
それだけでも、え~すごい・・・と思うのに、さらにそのお雑煮やお餅にはクルミだれも欠かせないからなお「え~!」。そう、クルミだれが密かになかなか難問なのです。

クルミだれは、クルミをすった甘いたれで、それをお餅にかけて食べるクルミ餅はこちらの贅沢餅の最高峰。
けれど最高峰だからゆえか、クルミだれへのコツや技が実にこまかくあるのです。
例えば、
「クルミは買ったのではなく”そこらへん(山や川岸のこと)”でひろったやつね。」(←まずここから!)
「クルミは古いのでもいいけれど、できればこの秋のものかその前のやつがいいかしら(生り年と不作の年があるし)。」
「クルミはできるだけ、たれをつくる前にわってね(あらかじめとって袋に入れて冷蔵庫にいれておいてもいいけれど、長くは駄目よ。やっぱり割りたてが一番いいから♡)。」
「そうしたら、クルミはやっぱりすり鉢で擦るの。全体がしっとりまとまるくらいまで(この時擦りが足りないと、後で水を加えたときに水と分離しちゃうから)。」
「そうそう、すり鉢は足でしっかり抱えなくちゃ駄目。胡坐をかくように、ドカッとね。」
「擦り合わせたら、水を少しずつ、少しずつ。」
「途中で砂糖を加えながらさらに好みの滑らかさまで水を加えていってちょうだいね。一般的にはさらさらだけど、さらさらすぎても駄目なのよ。なんでも塩梅。」
「あ、そうだ、ほんのちょっとお塩も入れて、味をひきしめて」 ・・・エトセトラ、エトセトラ。

字にすると、余計こんがらがってきます。
でもどれも大事みたい。そしてだからこそほんのちょっと敷居が高い。
けれど今年のお正月、義母は他の時期とかわらず楽しそうにいいました。
「ミキサーでいいんじゃない。食べたいし、パパッとつくっちゃうけど?」

今年もまた、ところどころで(?!)とっても素敵なお義母さま。高めの敷居のまたぎ方が、実にとっても上手です。

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▼ クルミだれ。これをお餅にかけて食べるのがクルミ餅(食べるのは大好き)。そしてまた、これを食べてこそお正月、かな。
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▼ なんとなく、ナイアガラ。
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