北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
春仕事とウルイさばき
2014年 05月 27日 | |
牛上げ、田植え、続いて一気にモロコシ播き(牛の飼料用デントコーンの種まき)と春の大仕事がばたばたと片付いていくこの頃の釜津田です。もちろんわが家も同じくです。田植えは週末に無事終了。モロコシ播きも昨日終わりました。今年もTAAさんと二人のモロコシ播き。でもなんとか無事終わって、あとは雨と芽が出るのを待つばかり。
そうしてバタバタすすむ春仕事の一方で、季節の味も次々と時期がすすんでいる釜津田でもあります。
山菜はウドやワラビももうほぼ終わり、あとは来月中旬のタケノコやフキを残すばかり。今年はなかなか紹介できませんでしたが、今年も山菜はたくさん、いっぱい食べました。
けれどそんな季節の変わり目に、おいしい味がまだひとつ。
それは畑のウルイです。もともとは山のものだけれど、最近は畑の隅に植えたものがすっかり増え、それだけで十分な量が楽しめます。
そして今なおウルイの季節。そろそろ大きくなってきたのにあわせ、漬け物や煮つけなどの料理にすることが増えました。

さて、そんなウルイ。
実は毎年ウルイを見るたび、ひとり静かに思い出すことがあります。
根元から葉にかけて、白から黄緑になっているウルイ。
「白いところはね、柔らかいから漬け物に。緑の方はかためだからお味噌汁や煮つけ用に」―そう教わったのはずっと前。ウルイのウの字も知らなかった頃。忙しい農作業の最中に、丁寧にウルイを切り分ける手先の輝いてみえたこと。

食べものやできごとはひとつでも、思い出は人それぞれ。
だけど思い出で味わいはどこか微妙に変わるから、きっと味わいは食べものでもできごとでもみんなそれぞれ微妙に違ってくるのかな。うまく言えないけれど、ウルイをみると、ときどきそんなことをふと思います。
ウルイとウルイの使い分けは、今でも毎年思い出すから、きっと私にとって何か大切なものなのだろうな、と思います。
生来の面倒くさがり。だから毎回そうとはいかないけれど、毎年何回かは「正しいウルイのさばき方」を楽しみます。本当に一、二回なのですが、そして先日にひきつづきですが、自分のちょっとうっとりもします。
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▼ ウルイの漬け物。これは白、緑、ごちゃまぜバージョン(義父母作)。これももちろん美味しいです。それぞれのやり方がいいのです。
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by kamatsuta2 | 2014-05-27 15:43 |
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