北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
カテゴリ:■ 田んぼのしごと、畑のしごと( 79 )
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2010年 12月 05日 | |

先日、長芋掘りをしました。
うちの畑には、植えた覚えがもうすでにない長芋がいっぱい隠れているのです。
夏の畑では、アスパラがそんな長芋の支柱と化したり、少し困るところもありますが、長芋の紅葉はとってもきれいだし、もちろん食べても美味しいしで、なんとなくそのままになっています。
そして、気が向いたときに掘るのです。あるいは、夕飯の献立に行き詰まった時に掘るのです。
なんにせよ、先日は長芋掘りをしました。
畑をぐるぐる歩き回り、ちょっと途方にくれました。

長芋は土の中。
葉も蔓も枯れ落ちたこの季節、地上には長芋の「な」の字もみあたりません。
ぐるぐるぐる、一本の長芋を掘るまでに、結局30分かかりました。
葉や蔓があるうちに、目印をつけておかなくちゃ、と教わりました。確かにそうだ。
長芋掘りは計画的に。ひとつたくましくなりました。

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長芋発見を祝して今日はおまけつき。わが家の長芋メニュー。

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▼ うちの長芋。(去年撮影。これはあまりねまってない方)
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2010年 09月 30日 | |

すがすがしい秋晴れの今日の釜津田でした。
そんな中、やっと稲刈りが終わりました。
今年は稲刈り ― 最初のモチ米刈りをはじめてから、ひたすら雨にたたられてなかなか作業がすすまずに、刈っては休み、休んでは刈り・・・で結局一週間もかかりました。いつもは一日半で終わるのに。
そして雨のせいで何が悪かったかといえば、それは田んぼが乾かなかったこと。
稲を刈ろうにも、ぬかるみに機械がはまり、人がはまり、稲束も泥だらけになり。で、なかなかはかどらなかったのです。

そんなこんなの、今日の稲刈り最終日。
そこでは、私がこちらに来て初の、手刈り稲刈りとなりました。
・・・と言っても、私以外の二人ですが。

今年の稲刈りは、ある意味、いろいろ新鮮でした。
何よりも、稲刈りにおける田んぼの乾き具合の大事さをはじめて知った今年の稲刈り。
とりいそぎ、それでも無事に終わりましたよ、のご報告。

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▼ こんな泥んこ。
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▼ 刈った稲はハセ架けに。
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▼ ハセの稲のキラキラ。
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2010年 09月 22日 | |

先日終わったサイロ詰め。
内容的には、ひたすらデントコーンを刈って、切って、サイロに詰める作業です。ひと冬の牛の餌の準備。
今年は天候(しとしと雨)やそれぞれの用事などの都合で5日ほどかけてののんびり作業だったけれど、普段はたいてい3日ほど。
一日ずったり力仕事で、終わることには気力、体力、消耗激しい。サイロ詰めはちょっと苦手。
けれど、そんな時、心にふわっと浮かぶものがある。
それは、近所のおうちのサイロ詰め秘話。
うちは牛が11頭で、それほど多いわけじゃない。
一方で、近所には、数十頭以上の牛がででんといる家も。
そうなると、サイロ詰めは季節のひと仕事どころか、生活の一部。一週間、一か月、サイロ詰めをするのだと、そんな話も耳にします。そんな話を思い出します。そんな話に思いを静かにめぐらせます。

他人の不幸は蜜の味・・・そんな風に思ったりしないよう気を付けているけれど、サイロ詰めのときにはいつも頭をよぎります。
不幸、とまではいかずとも、その一歩手前(?)、他人の苦労は蜜の味・・・。
後ろ向きなモチベーションに、今年も少し反省しました。

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ところで、上のイラストにもあるように、今年は義妹(TAAの弟のお嫁さん)のMちゃんが初サイロ詰めに挑戦でした。
仕事の休みを使ってやってきて、せっせと手伝ってくれたMちゃん。
サイロ詰めの感想は?の問いに・・・「ギョウザ、食べたくなってきた」。
お礼にかえて、最後にMちゃんの様子をおまけです。

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▼ シソの花散る季節です。
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2010年 08月 05日 | |

音信普通気味だった、先月-7月の後半は、オクラの出荷のほかにも、ちょこちょこと、いろいろなことををしていました。
そのひとつはデントコーン畑の草取り。

春に播いたデントコーンはすでにヒトの身長を超え、2メートル以上にすくすく大きく育っています。
見渡す限りの緑のデントコーン畑は、なかなか壮観。そしていかにも夏の風景。
けれど、その下をちょっとのぞけば、そこには、他の畑と変わらずもさもさと雑草が。
それをひたすら抜いて歩くわけなのですが、何せ広いデントコーン畑。基本は皆で手分けして。
具体的には皆で並んでいっせいに、端からひと畝、ふた畝と済ませていきます。
だけど、何せ背高ノッポのデントコーン畑だから、うっかりすると、誰がどこにいるのかわからなくなります。
あとは、涼しいうちに少しでも・・・なんて、一人でコツコツはじめると、家族みんなの捜索の的になったりも。
いずれにしても、そんな風にならないように、たまにお互い声をかけます。
家族が見当たらないときも、とりあえず、デントコーン畑に向かって声をかけてもみます。
「おーいー。どこだー」「はーいー、ここよー」

デントコーン畑の緑深き季節。
かくれんぼみたいに、のん気な声が行き交っています。

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というわけで、デントコーン畑を見かけたら、ゆめゆめ無闇に声などかけませぬように。
いきなり「はーい」と返事があって、多分、とってもびっくりします。


▼ 夏景色。デントコーン畑と青い空。(小窓より再掲)
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2010年 06月 15日 | |

今日も暑い、暑い釜津田です。そろそろひと雨欲しいところ。畑もなにもカラカラです。
さて、先日の、文明開化と銘打った赤い滑り台風のもの。
あれは乾草を牛舎の二階へ送るコンベアーでした(エスカレーター or エレベーターとも言うのかも)。

乾草は、牧草地で刈り取って、お日さまの下でカラカラに干したものだけど、これが実は結構重い。
そしてそれを牛舎の二階・・・すなはち乾草倉庫へ上げるのはなかなか骨の折れる仕事です。
これまでは、下から上へ、ひたすらTAAが放り投げ、なんとかかんとかしていました。
それを「いい加減、大変だろう」と心配したご近所さんが、「いいのが手に入ったぞ~」、と件のコンベアーを貸してくれたのです。
電気をつなげばヴ~ンと動く音がして、コンベアーのひっかかりにちょいと乾草を載せてあげると、乾草がゴトゴトゴトっとのぼっていきます。
いや、よよよって感じかな。なんにしても、う~ん、楽しい!そして楽ちん!
おかげで今年の乾草とりは、なんだかワクワク気分のうちに、無事終ることができました。

それにしても、「楽」ってすごい。
コンベアーだけで十分満足なはずなのに、次から次へと新たな夢がふくらんだりして、人間の欲・・・いやいや、 夢って尽きないものです。

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そして、私が見た夢は・・・。

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▼ 欲・・・もとい、夢の源・素敵な乾草コンベアー(再掲)
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「あるハタ」(@アイリス家庭菜園ドットコム)も更新中です。
vol.20(いつの間に?!)は狸と畑のお話です。

2010年 06月 13日 | |


じゃじゃんと登場、大きな赤い滑り台・・・のようなもの。
これが何かと延々とかきたいところなのですが、とりいそぎ写真のみ。
でも言いたい。
これが何かとすごいのです。
わが家にやってきた文明開化。
これが何かとあえてヒントを出すならば、立てかけられているのが牛舎の二階、というシチュエーション。そしてこの何日か、わが家は乾草取り真っ只中だったということ。

というところでタイムアップ。詳しくはまた後日。




2010年 06月 08日 | |

もう過ぎ去りし、春の仕事のもうひとつの思い出といえばやっぱり田植え。
今年もTAAが植え係。私は苗箱運び係。
苗箱運びといったって、ただ運べばいいものではありません。
耕耘機の苗の残り具合を見極めて、ここぞというところで、ぬかるむ田んぼの中にいる植える係へ苗を渡す。
そのとき肝心なのが苗の向き。細かいことは端折るけど、うちの場合は右左があって、これをそのとおりに渡さなくてはいけないのです。間違えると植える人は、田んぼの中でオタオタ、ワタワタ。
結果、毎年、田植えではスパルTAAが頻出に

けれどです。
今年はちょっと違いました。
私の間違えが無くなった・・・わけでは残念ながらなかったけれど、
「あ、まちがえちゃった♡」つとめて明るく、つとめてにっこり、そして素直に先手をうったら、出かけた角がちょっと引っ込む気がしました。
反省していないわけじゃぁないけれど、そして有効回数はどうやら3回ぐらいまでだけど、素直に謝る、これいいかも。
そんな今年の田植えの思い出。

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▼ 昨日は田んぼでこんな子に会いました。迷いマミっこ。アナグマです。
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2010年 06月 07日 | |

今朝も元気にカッコウが鳴いている釜津田です。
そのカッコウの鳴き声といえば春の一大イベントのひとつ、デントコーン:牛の餌用トウモロコシ播き、なこの何年か。
デントコーン播きの頃はちょうどカッコウの鳴き始め。
そして今年もそうでした。

そんな今年のデントコーン播きの思い出は、この星にいながらにして遠く火星を思ったこと、そしてお助けサインの素敵さにあらためて気付いたこと。
というわけで、遅ればせながら先日のデントコーン播きのはなし。

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▼ 素敵なサイン。
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火星の土 ゴタゴタ土。
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▼ そしてデントコーン播き(小窓より再掲)。
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2010年 05月 22日 | |

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今年もやっとやってきました、田植えの季節。牛も山にあがり、今度はあちこちで田植えに備え、田んぼや苗を見て回る人の姿がちらほらしている釜津田です。

わが家では先日やっと田植え前の最後の準備、代掻きが。
水を入れ、肥料を入れ、十分に起こした田んぼの土を平らに平らにならす作業。
トラクターなら楽ちんだけど、何故かわが家では鉄パイプ方式。3メートルほどの鉄パイプをひたすら引いて歩くのです。
泥の中に沈みそうな長い長い鉄パイプを、泥の中に沈まぬように、でも平らに平らになるように、一定のスピードでのっしのっし、のっしのっし。
何年か前にもちょこっと描いたり、書いたりしましたが、それを見て出てくる言葉はただひとつ ―――― 星飛雄馬。


いずれにしてもはたしてそれは、近年めっきりその遍歴を感じさせない、元野球小僧・TAA氏の、年に一度の鍛え磨かれ築き上げたど根性の見せ所。
誠に勝手ながら、今年も頑張り無事終ったその記念として、今年は上に写真を一枚、下にイラスト【ど根性代掻き 一部始終】一枚を載せておきます。それにしても、あぁ、やっぱり星飛雄馬 ――。

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その夜、元野球小僧・TAA氏はビール片手にポツリひと言。
「代掻きできる、いいトラクター欲しいよー」。ど根性はとっくのとうに卒業か。
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The Original Skin by Sun&Moon