北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
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2010年 08月 30日 | |

先日、急に思い立ち、最後のご奉仕をはじめました。
それはオクラの下葉とり。
オクラはどんどん伸びていき、どんどん実がついていくのですが、実をとるたびに、下葉をとっていくのが基本です。
葉を取ることで草の勢いをコントロールしつつ、風通しをよくしつつ、ついでに日もよくあたるようにしつつ、きれいな実が沢山つくようにしていくのです(らしい)。

ただこのところ、それをずっとさぼり気味。
オクラがあまりにひょろひょろしてきて、そんなときには逆に下葉を残して草の元気を回復させるようにもなっているので、ただたんにさぼっていたわけではない・・・と一応は言ってはみるけれど、基本ちょっとさぼりぎみ。
だって、そろそろオクラの季節も終りだし・・・なんて感じで。
あぁ、ごめんなさい、オクラたち。

だけど、急に心をいれかえてみたのです。
あともうちょっとのオクラの季節。
長い夏をともにしたオクラだから、最後まで(最後くらい?)、きれいな状態、きれいなハウスで幕をおろしてあげたいなぁ、と。
あぁ、なんだか素敵だわ、私。

で、せっせと下葉取り。
まだまだ時間はかかりそうだけど、こつこつこつこつ下葉取り。
そうしたら、思ったよりもずっとずっとすっきり、さわやか。
やっぱりこうじゃなくちゃねぇ!
だけど、結構暑いし、時間もかかる。
もう少ししたら秋の畑仕事もはじまるなぁ・・・
だからうっかり思ってしまった。これで最後だといいなぁ。
うっかりに、本音がのぞく、ちょっと危険な今日この頃。

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さて、そんな作業の最中、先日は素敵なお客様。
思い立ったとやってきてくれた2年ぶりの憧れの人とそのお仲間、そして初対面の者同士、さらに偶然そこに居合わせた者同士、だけどなんだか妙に話がはずみ、いつの間にやら午後3時。
全てが偶然の重なりで、チーム「奇跡のひととき」みんなでそう言うことにしました。

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(おまけ)チーム「奇跡のひととき」のプチ紹介
・sayuさん:岩手を舞台に常に新風を巻き起こす(株)惣兵衛(そうべえ)の美人社長(上のイラスト、全く似てなし)。Sobe's Cafe はmyお気に入りです(最近、盛岡にもできました)。
・つとむさん:岩手をテーマにとことん遊ぶマルツ工房の社長さん。すっごくかわいいグッズは密かに憧れ。


▼ 未奉仕畑、またの名を密林。
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▼ で、すっきり。
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▼ そしてオクラ色の素敵・てぬぐい(デザインbyつとむさん:マルツ工房)
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2010年 08月 27日 | |

先日、ナスのぎょうざに挑戦しました。
テレビの料理番組で(キューピーがくるくる踊るオープニングのやつ)やっていたのです。
基本はぎょうざ。ただ、ぎょうざの代わりに、薄切りにしたナスを使うのです。ナスはいっぱい生っていることだし、今にはぴったり。
ポイントは、薄切りにしたナスを、塩水にしばらくつけておくこと。
そうすると、それまでしゃきっとしていたナスがしんなり柔らかくなって、具を包めるようになるみたい。・・・といっても、包む、というよりは、具を挟む、に近いけど。
いずれにしても、その料理番組内では、きれいにぱたんとナスで包めて、とても素敵に焼きあがっていました。

だけど、なかなかうまくいきませんでした。
塩水の塩梅がよくなかったのかもしれません。
具を挟もうとしても、ナスがすぐにピン!と戻って、なかなか閉じたままになりません。
結果、ナスと具と、つなぎの片栗粉にまみれて、ひたすら悪戦苦闘することに。
思わず出ました。「う~~~ん・・・・・」

が、そのうめきは、料理に対してじゃない。
手が離せないのよねー、こういう時って。

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と、いうわけで、彼らをみならい、もりもり食べて、厳しき残暑を乗り切りませう。
残暑お見舞い申し上げます。


▼ 昨日はミョウガを食べました。ミョウガスライスは夏の味。
奥にみえるのはユウガオの煮付け。同じく夏の味。
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2010年 08月 26日 | |

最近の関心ごと。それはもっぱら、「オクラの季節が終ったら・・・」。
7月はじめに収穫・出荷のはじまったオクラ。
初めてのことだから作業はいつでも手探りで、いやがおうでも日々はひたすらオクラのために。
それはそれでもちろん楽しかったけれど、そろそろ収量も落ちてきて、なんとなく終りが見え初めた今日この頃。今となってはどこからの話かさっぱり思い出せないけれど、オクラの出荷のピークはお盆前あたりとか。
だからです。
この頃、ゆっくり寝る、ゆっくり出かける、夜遊びする、どうしても、オクラの作業がなくなる日を夢見てしまうときがあります。
実家の両親にも、オクラがひと段落したら少し顔を出しに行きます、そんな、ちょっと一人前の顔をしつつ孝行ぶった連絡をしてみたり。

けれどね。
これからが、実は勝負の分かれ目みたい。
沢山出せる時期をすぎ、これからは、少しの収量を大切に活かし、けなげな実りを少しでも出荷につなげ、明日の希望に、明日の糧に。
いわば、オクラ、シーズン2。地味な戦い、しかもなかなかの長期戦になりそうな気配。
「オクラの季節が終ったら・・・」夢はまだまだ見られそう。

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オマケ。
ついでに、オクラの近況と、最近のお気に入りを。
オクラはグングンひょろひょろ背がのびて、今は2.5メートルくらいになっています。通路を歩くと、ちょっとした森林浴気分です。
そしてそんなオクラの成長に合わせて、新しいアイテムを導入しました。素敵シリーズ第二弾。通称カンガルーバック・・・素敵な下草入れにございます。三年前のココで奥にいる奥さんたちが使っていたものを思い出して参考に。やる気の源は、たいてい物から。

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▼ とはいえ、オクラの花はやっぱりカワイ。
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▼ そしてカンガルーバック&収穫セット。
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「あるハタ」(@アイリス家庭菜園ドットコム)も更新です。vol.25は大きな声ではいえませんが、ワイロ、の話です。
さらに今回は新刊・『農家の嫁の事件簿 描き下ろし』のプレゼントを企画していただきました。イラストを添えますので、ぜひぜひご応募くださいね!

★ それから、ジュンク堂書店新潟店さんがおススメの本にしてくださいました。トップページからでも(今日現在・理工書)、書評ページからでも。

★ 私信:実家の皆様。というわけで、まだしばらく顔を出しに行けません。
2010年 08月 22日 | |

お盆明けから、稀に見る無気力感に襲われていました。
本当になにをするにも億劫で、三度の食事の支度と掃除、洗濯が精一杯。
あとはひたすら、よっこいしょ、どっこいしょ。あぁ、やっぱりや~めた。良くしても、やっぱり後でやろう・・・」とひたすらグダグダ。
もともと、大勢人が集まった後はこんな感じ。今年のお盆も大賑わい。連日調子に乗って飲んで騒いで、その疲れが多少出たのかも。
と思う一方、その状態が思いのほか長引いていて、少々困惑。
疲れのせいですませていたものが、年のせいかもにつながって、実は人あたり?ということは人嫌い?いや、お盆はあんなに楽しかったのに。あれ?ってことは私って何さ。もうよくわからない深み入り。
こういった類の自問自答は、なるべく避けて通る方針なのに、時々こんな風にどっぷりはまる。

だけど、その深く大きく、深刻かつ重大な無気力感の答えは、意外なところで返ってきた。
気分転換に出かけた美容院。
美容師さんは言いました。
「それはねー・・・(思いっきり間をあけて、神妙に、重々しく)、暑さのせいねー」

暑さってすばらしい。特に今年のような猛暑では、なんでも暑さで解決できる。
そして意外とそんなものかも。
「暑い、暑い」「暑いせい」「暑いから」ついつい苦々しく口にしてしまうけど、今度からもうちょっと暑さに感謝し、そして心して有効に使おう。
「暑さ」さん、末永くよろしく。

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▼ そうそう、オクラもまだ穫れとります。出荷はちゃんと頑張っています。
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★というわけで、しばらくコメントにお返事も書けませんでしたが、ゴメンナサイ。
2010年 08月 13日 | |

先日、オクラのハウスにお水をいっぱいあげました。
オクラはあまり水やりをしない方がいいらしいのですが、連日の暑さでオクラはぐったり。
だからさすがにかわいそう、そんな感じで水やりです。
そして、上手に水やりすれば、あと少し、収穫を楽しめるとも聞きました。

で、その水やりは、オクラの畝間・・・オクラハウスの通路に。
土の中でどんどん伸びている根の先端に水がいくようにするので、根元ではなく、通路がいいそうです。へ~。
そして、方法はホースでダーーーーっ方式。ひたすら、通路に水を流していきます。
ほ~、大胆!と思いきや、実はそうでもありませんでした。
「おー、水やり、手伝ってやるか」そう言った義父。手にはホースと、そしてワラ。・・・ワラ?

たかが水やり、されど水やり。聞くは大胆、やるは繊細。
そして、ワラって、便利。ワラって凄い。こんな使い方があるのねぇ。

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▼ こんな感じ。(小窓より再掲)
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「あるハタ」(@アイリス家庭菜園ドットコム)も更新です。
vol.24は素敵なトマトの食べ方のお話です。

2010年 08月 10日 | |
昨日のクマの話にちなんで。
クマといっても、世界にはいろいろなクマがいる模様。
色だけでも、黒、白、灰色。
ヒグマ、ホッキョクグマ、マレーグマ。大きな大きなグリズリー。
ナマケグマなんてものもいるみたいです。
そんな中、こちらで「クマ」といえば、ツキノワです。

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ツキノワグマにも、ただのツキノワとニホンツキノワとがあるみたい。
けれどまぁ、そこらへんは、いつものごとくあやふやに。

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2010年 08月 09日 | |

唐突ですが、今年はエコカーライフにはまっています。
エコカーといっても、自転車だけどね。

これまでは、どこへ行くにも、そう、すぐ近所へ行くときも、いつでも車が基本でした。
だって、早いし、楽だし、信号も交差点も一切ないからなんだかスイスイ、楽しいし。
だけど、ふと、いとこの引越しの際に引き取った、自転車にのってみたくなったのです。
それがどうして、なかなか快適。
信号も交差点もないからもちろんスイスイ、それに川沿いの道路を、川の水音を聞いたり、チョウチョが飛ぶのを眺めながらのサイクリングは本当に最高。
今年は、運動会にも、バレーボール大会にも、近所の郵便局へのお使いも、みんな自転車でのりつけました。
本当は、オクラの出荷も自転車で行きたいくらい。
ただ、これについては、自転車での道すがら、途中でガタン!となって、せっかくきれいに箱詰めしたオクラが崩れてしまう危険があるので、やむなく断念。
だけどことあるごとに自転車乗り。自転車にもエコカー減税して欲しいくらいはりきっている私です。

けれど、そんなエコカーライフも日中だけ。
夜はもちろん、朝、夕は特に危険。
つい調子に乗って自転車に乗ろうとすれば、「でるんじゃね?やめなさい」と言われます。
先日の夕方もそう。

我が愛しのエコカーライフ。
素敵でとっても快適だけど、「彼ら」によってはばまれている。

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▼ 自転車に乗って。(5月の「小窓」より再掲)
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2010年 08月 07日 | |

昨日の、アブの話で思い出しました。
初夏~夏の釜津田で多いものには、アブだけじゃなくハエもいました。
アブと同様、やっぱり牛がいるためでしょうか、やたらめったらいるのです。
そして、そのハエには、早い、遅いがあるのです。
飛んだり、歩いたり、手をこすったりすることの早い、遅いではなくて、現われる時期の早い、遅い。
だって、婆ちゃんが言ったもの。
「ハエがはえぇーようだー(ハエが例年よりも早いようだ)」

やたらめったらいるハエだけど、考えてみれば、その季節は7月から秋の終り。
そしてその出現は唐突に。虫っこひとついなかった家の中に、ある日、突然、不意打ちで。
ハエの出現は夏がはじまった証し。
婆ちゃんの、本人は全く意図していなかったであろうその語感に密かにはまりつつ、ハエは季節の移り変わりを教えてくれる使者なのか!新発見の夕べでした。

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新発見ついでに、おまけ。

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▼ ちなみに食卓にあるのはこれ(↓)。夏の定番、ササギの煮付け。
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2010年 08月 06日 | |

昨日はなんと、日中の気温が37度もあった釜津田です。
来る人、来る人、「今日は37度よ~!」と、やたら37という数字が飛び交っていました。
こんなにも、37という数字が注目を浴びることはあまりないので、37という数字もさぞや喜んでいることと思います。
そんなこととは全く関係ないですが、そんな暑さがやってくるちょっと前-初夏は虫たちがあふれ出す季節。チョウチョの数も一気にふえ、よくわからない小さな虫も葉っぱの日陰にいろいろいます。ハチも沢山。そしてアブも。

牛がいるせいだか、やたらいるアブ。アブには毎年全く手をやきます。
ハチやらなにやら、他の虫には心を結構広くして、お互いの生き方を尊重すべく接している私ですが、アブにはどうもそれができません。
刺されると、ぱんぱんに腫れあがってしまいます。時にはそれがアザみたいになることも。
しかも痒いし、どうにもならない。
それで、見つけると思わず手がバシンととんでしまいます。
バシン、バシン、バシンがもう習慣で条件反射。
だからなの。わざとじゃないの。だけどなかなかわかってもらえず。

牧草地はアブたちの巣窟。今まで黙っていたけれど、そこでの乾草取りでは、いつも小さな悲劇が繰り広げられている。
アブの季節はそれこそが怖い。

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▼ アブ。ハチみたいだけどアブ。in 牧草地。
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ちなみにアブには3つのタイプがあるんです。→ アブ3タイプ @ 釜津田
それでいうと、写真はセアブ。

2010年 08月 05日 | |

音信普通気味だった、先月-7月の後半は、オクラの出荷のほかにも、ちょこちょこと、いろいろなことををしていました。
そのひとつはデントコーン畑の草取り。

春に播いたデントコーンはすでにヒトの身長を超え、2メートル以上にすくすく大きく育っています。
見渡す限りの緑のデントコーン畑は、なかなか壮観。そしていかにも夏の風景。
けれど、その下をちょっとのぞけば、そこには、他の畑と変わらずもさもさと雑草が。
それをひたすら抜いて歩くわけなのですが、何せ広いデントコーン畑。基本は皆で手分けして。
具体的には皆で並んでいっせいに、端からひと畝、ふた畝と済ませていきます。
だけど、何せ背高ノッポのデントコーン畑だから、うっかりすると、誰がどこにいるのかわからなくなります。
あとは、涼しいうちに少しでも・・・なんて、一人でコツコツはじめると、家族みんなの捜索の的になったりも。
いずれにしても、そんな風にならないように、たまにお互い声をかけます。
家族が見当たらないときも、とりあえず、デントコーン畑に向かって声をかけてもみます。
「おーいー。どこだー」「はーいー、ここよー」

デントコーン畑の緑深き季節。
かくれんぼみたいに、のん気な声が行き交っています。

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というわけで、デントコーン畑を見かけたら、ゆめゆめ無闇に声などかけませぬように。
いきなり「はーい」と返事があって、多分、とってもびっくりします。


▼ 夏景色。デントコーン畑と青い空。(小窓より再掲)
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