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北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
止まれ棒
2011年 10月 10日 | |
今日もまた少し前の話。

先日・・・といっても、もう半月も前に終わったサイロ詰め。
サイロ詰めは牛の餌のデントコーンを刻んでサイロにつめる作業。
牛たちの一冬分の餌になるので、欠かせない、でも私的には結構大変な作業のひとつです。
特に苦手なのは、サイロの上から降り注ぐ、刻んだデントコーンの雨。
痛いし、むせるし、一日ずっとそんな雨にあたっていると、なんだか悲しくなるものです。
それでも数年前から”ポチ”を導入したことで、少しずつですがサイロ詰めが快適になりつつある気がします。
ちなみに”ポチ”は、デントコーンを刻むカッターの先につける長い袋。
ポチをつけることによって、本来なら降り注ぐはずのデントコーンが、その袋をつたって足元に直接落ちてくる、そんな道具です。 (詳細は下記「わが家におけるサイロ詰めの歴史」参照。)

けれどポチにはまだまだ工夫すべき余地がありました。
詳しく書くと長く、しかもその長い説明の大半はマニアックすぎる内容になりそうなので一気に端折ってしまいますが、とうとう今年、そのポチの欠点を補う新グッズが登場してしまったのです。

それは、ただそこに落ちていた鉄の棒ですが、なかなかどうして優れもの。
ポチからちょっと手を放したいときに、好きなところにギュッとさすと、あら素敵!ポチがしばらくそこにとどまってくれるのです。
台所で鍋蓋をちょっと置きたいときに欲しくなるちょい置き棚のように、サイロ詰め的かゆいところに手が届く一品。
止まれ棒、と名付けてあります。使うとき、「ポチ、止まれ」と心の中で言ってみるのもまた楽し。

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▼ 止まれ棒
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▼ こうしてポチとつなげます。
止まれ棒_f0236291_1433964.jpg
▼ そして「わが家におけるサイロ詰めの歴史(嫁がやる気を出してから編)」
痛い痛いも豊作のうち(2005年/ポチ無き頃編)
ポチの誕生編(2006年)
ポチ、改良編(2009年)

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