市場の一日 (写真盛りだくさんバージョンで)
2011年 10月 28日
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先日は子牛市場(しじょう)がありました。
秋市場とも言われ、短角牛の子牛市場の中では、一年で一番大きな市場です。
上場頭数は400頭くらい。
わが家では3頭の子牛を出しました。いずれも女の子。
市場では、たいてい前評判というのがあります。それ次第で、期待したり開き直ったり。
今年の秋市場は暴落の噂。一頭5,6万(←超安値)とかなんだかとか。
けれど蓋をあけてみたら、まぁまぁそこそこに。決して高くはないけれど、こんなもんかな、と言える程度。少なくとも、子牛たちと子牛の親牛たちに多少は顔向けできるかなぁ、そんな風な結果でした。
さて、そんな牛市場、なかなか写真でお伝えすることもないので、今回はどどんと写真を載せておきます。市場、そしてその一日はこんな感じです↓。
子牛の積み出しはまだ暗いうち。今年は朝の5時出発。
前を行くのが子牛を載せた牛積みトラック。そのトラックを追いかけて一路市場へむかいます。車で二時間ほどの旅。
道中、ドラマチックな夜明け。早坂峠付近。
市場着。
手分けしてみんなで子牛をおろします。
まずは子牛磨き。
金櫛と毛櫛でぴかぴかに。
ちなみに「ひと梳りで競り値1万プラス」がみんなの合言葉。
実際はなかなかそうはいかないけど。
ひと段落。
で、みんなでそれぞれ牛談義。
そうこうしている間に、お客さんがぞろぞろ。
あっちでも、
こっちでも、いい牛探し。
ちなみに手にしているのが競り名簿。子牛の血統やなにやらがびっしり書かれた一覧です。そして、いい牛探しのポイントは、まずお尻や背中の恰好から。というわけで、みんな牛の後ろに立っている次第。
子牛たちはそんなヒトを邪魔くさそうに振り返る。
市場に到着してから約3時間。
そろそろ市場の開場時間。セリ場にはぽつぽつと人が入りはじめます。
午前10時、競り開始。・・・とその前に、挨拶だったり諸注意だったり。
牛登場。
次々登場。
この後は、ひたすら牛が出続けます。
競り席はこんな感じ。
朝のうちに目星をつけた牛の出番を待ったり、最終的な相談、打ち合わせをしたり、セリ値を記録したり。ちなみに私は記録をつけつつ、「うちの牛、高く売れないかなぁ」とお祈りタイム。
そうして競りは終わります。
外には牛の道具屋さん。
私にとっては長靴屋さん。
毎年ここで、牛の世話用の白い長靴を買うのが恒例です。
▼ そしてうちのはるゆきちゃん。今回のわが家の一押し子牛。
そして、はるゆきはじめ、他2頭も、親牛候補として買われて行ったもよう。
大きくなれるんだなぁ、ということが、やっぱりうれしい。
明日、明後日は取材で釜石、大船渡、陸前高田へ。
「今日のできごと / 子牛市場編」
秋市場とも言われ、短角牛の子牛市場の中では、一年で一番大きな市場です。
上場頭数は400頭くらい。
わが家では3頭の子牛を出しました。いずれも女の子。
市場では、たいてい前評判というのがあります。それ次第で、期待したり開き直ったり。
今年の秋市場は暴落の噂。一頭5,6万(←超安値)とかなんだかとか。
けれど蓋をあけてみたら、まぁまぁそこそこに。決して高くはないけれど、こんなもんかな、と言える程度。少なくとも、子牛たちと子牛の親牛たちに多少は顔向けできるかなぁ、そんな風な結果でした。
さて、そんな牛市場、なかなか写真でお伝えすることもないので、今回はどどんと写真を載せておきます。市場、そしてその一日はこんな感じです↓。
子牛の積み出しはまだ暗いうち。今年は朝の5時出発。
前を行くのが子牛を載せた牛積みトラック。そのトラックを追いかけて一路市場へむかいます。車で二時間ほどの旅。
道中、ドラマチックな夜明け。早坂峠付近。
市場着。
手分けしてみんなで子牛をおろします。
まずは子牛磨き。
金櫛と毛櫛でぴかぴかに。
ちなみに「ひと梳りで競り値1万プラス」がみんなの合言葉。
実際はなかなかそうはいかないけど。
ひと段落。
で、みんなでそれぞれ牛談義。
そうこうしている間に、お客さんがぞろぞろ。
あっちでも、
こっちでも、いい牛探し。
ちなみに手にしているのが競り名簿。子牛の血統やなにやらがびっしり書かれた一覧です。そして、いい牛探しのポイントは、まずお尻や背中の恰好から。というわけで、みんな牛の後ろに立っている次第。
子牛たちはそんなヒトを邪魔くさそうに振り返る。
市場に到着してから約3時間。
そろそろ市場の開場時間。セリ場にはぽつぽつと人が入りはじめます。
午前10時、競り開始。・・・とその前に、挨拶だったり諸注意だったり。
牛登場。
次々登場。
この後は、ひたすら牛が出続けます。
競り席はこんな感じ。
朝のうちに目星をつけた牛の出番を待ったり、最終的な相談、打ち合わせをしたり、セリ値を記録したり。ちなみに私は記録をつけつつ、「うちの牛、高く売れないかなぁ」とお祈りタイム。
そうして競りは終わります。
外には牛の道具屋さん。
私にとっては長靴屋さん。
毎年ここで、牛の世話用の白い長靴を買うのが恒例です。
▼ そしてうちのはるゆきちゃん。今回のわが家の一押し子牛。
そして、はるゆきはじめ、他2頭も、親牛候補として買われて行ったもよう。
大きくなれるんだなぁ、ということが、やっぱりうれしい。
明日、明後日は取材で釜石、大船渡、陸前高田へ。
「今日のできごと / 子牛市場編」
by kamatsuta2
| 2011-10-28 14:20
| ■ 牛のしごと、牛のこと
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