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北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
3:2:1
2012年 08月 07日 | |
昨日はイモ掘り。春にまいたジャガイモを家族みんなで掘りました。
畝の上で枯れはじめたジャガイモの茎、葉をのけ、土をよいしょよいしょと掘り崩すと、土の中からジャガイモがゴロリゴロリとでてきます。
そうして出てくるジャガイモをみて、「おー、なってる、なってる~♡」とテンションが急にあがるときもあれば、「・・・・・・」家族みんながなんだか黙り込んでしまうときもあります。
それは、ジャガイモのなり方がいろいろだから。
すっごく上出来なものもあれば、ガリガリのゴロゴロで食べられないものもあるからです。

今年のわが家のジャガイモは、そんなところから見てみれば、
上出来、ねこぶ(コブができて、場所によっては固くて食べられないところもあるやつ)、全く不出来で食べられもしないものが、ちょうど3:2:1くらいの割合。つまり半分は食べられないようなもの。
ちぇっ、なーんだ、つまんないなぁ、は嫁のつぶやき。
けれどTAAは言いました。
「そんなもんだべー。それを見込んで(多く)播いてるんだもの」。

わが家のイモ播き取締役は、なんでも沢山がいいという節が若干あり。
だからやたらと広い面積のイモ畑と播くイモの量に、密かに少し疑問をいだいていたけれど、違ったんだな。
いいジャガイモがちっとも取れない年でも、一年分には不足なし。
ふ~ん、そういうことか。そういう仕組みか。100パーセント近く上出来にこしたことはないけれど、そうもいかない畑事情。やるな。さすが。

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▼ イモ掘り後のイモ拾い。これがまたひと仕事。
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▼ 今年のジャガイモ。手前男爵、奥メイクイーン。コンテナに入っているのが根コブ組。
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▼ バンザイ。
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▼ イモ掘り後のイモ畑。すぐに畝を立て直し、今度は大根畑に使うのがきまり。 3:2:1_f0236291_1130636.jpg




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