田植えの思い出 後半
2013年 05月 28日
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(昨日からのつづきデス☆)
さて、最初のひと植えからエンストを起こし、みんなを心配させたTAAさん&田植え機でしたが、その後はすぐに復調。気を取り直して出発です。
ゴトゴトゴトゴト、カッシャンカッシャンカッシャン。うん、いい感じ。
あっという間に旋回(田んぼが小さいから)。なんにしても、順調、順調。
田植え機の肝。
ここの爪が苗の束から数本ずつの苗をちぎり取り、そのまま田んぼへカッシャン、カッシャンと植えていきます。静止画なのが残念なくらいいい働きっぷり。と同時にその動きはまさに人の手で、機械は人の動きを模したものなんだなぁ、とあらためて思います。
さて、田んぼの傍らでは「TAAさん&田植え機・仕事ぶり評価団」が二名に増員。薪割りから田んぼへ(やっと?)やってきたIさん。
と、意地悪な嫁の視線を感じたのか、「あ、オレ、ならし方(かた)やるよー」と田んぼにとびこんだIさん。「ならし方」は、トラクターなどが凸凹にした田んぼの底をあらためてならす係。深さが凸凹だと、苗がうまく植えられなかったりして困ります。その予防。とっても大事。そして何より力仕事。Iさんありがとうデスーと、嫁、バンザイ。
ちなみに上でIさんが持っているのが、先日入手したアルミの代かき。
あ、キマッテル。
そうして作業は着々と進み・・・
空にはピューンと飛行機雲。
と、さし苗隊登場。TAAの弟Y君と義父の親子隊。
さし苗は、田植え機がうまく植えられなかった田んぼの四隅や、途中途中の欠株を補う作業。田んぼのなかをひたすら歩き、適宜苗を植えていきます。田植えといばこうして田んぼに入るイメージだったけど、今ではあくまでも機械の補助的な作業。昔を知っているわけではないですが、楽な時代になったのかな、とあらためて思います。
あ、増員。
シンクロ!
と、はしゃぐRちゃん(妹) ↓ 。写真がいまちだけど、実はここで踊っています。小学一年生には田植えの面白みはちょいと難しいのかもしれません?!
と、と、と。あれ?よく見たらIさん、代掻きが木になってる。
アルミ製の代かきは軽くていいと思ったのに、そこそこ重みがある木製がIさん的には気に入りだったみたいです。ちなみにIさん、職業は大工さん。田んぼの土を代かきでならしながら言っていました。「セメントを練るより難しいなぁ!」・・・そんなもの?!そして、とことん平らにならないと気が済まないのは職業病とか(笑)。田植えひとつ、代掻きひとつもいろいろな世界とつながっているみたいです。
さて、Iさんの代かき談義に脱線しましたが、Rちゃん(姉)は、黙々と刺し苗作業に没頭するほか、合間合間にはこんなこともしていました。苗箱洗いです。これがなかなかの大仕事&面倒くさい仕事。そして、小学5年生にしてこの瞬間移動的仕事ぶり。ただただ感心。
ギャラリー増えてる。お客さま第二号はおとなりのおじいさん。
お隣のおじいさんは、毎年田植え、稲刈りの時には必ずこうしてやってきます。田んぼや稲の様子、機械の調子、もしかしたらわが家の面々より毎年のことを覚えているかも。TAAさんはこの後、田植え機を降りてしばし談笑。一緒にお茶のみ。恒例も楽しい田植えです。
(そしてこの後、さらに近所のTさんも。写真がないけど、ときどき覗きにやって来て、こちらは進捗状況のチェックをマメに(笑))。
田んぼの隅にさし苗用に置いた苗束にはトンボ(見えるかな)。
青いのも(色がきれいで大好き)。
そしてアカハラ~(イモリ)。
↑ 今回背中のみですが、ひっくりかえすとお腹が真っ赤。私は大丈夫なのですが、今回の田植えメンバーにも釜津田の中でさえ、「きゃ~やめてー!」と苦手派多数。かわいいのになぁ。こんなアカハラも田植えの恒例メンバーの一員。
そうして田植えも気づけば終わり。
ちゃこさん、みんなをお出迎え。
みんなでの田植え作業は1時過ぎごろの終了。それからみんなで外で焼肉・・・風味の焼きおにぎりをたらふく食べ、田んぼの水口で冷やしておいたお茶、ビール・・・等々で乾杯しました。
全ての片づけなどを含めると最終的な終わりは夕方5時頃でしたが、みんなのおかげでの夕方5時。
私もこんなに写真もとって、楽しい一日になりました。
収穫の楽しみ以外にも、こういうのが農家の楽しみなのかな、とふと思ったりもした一日。
最近いろいろ思います。しみじみ思ふ年になったのかもしれません。
なんにしても本当に楽しい一日でした。
長々おつきあい、ありがとうございました。今日はこれからデントコーン播き。牛の餌用のトウモロコシ播きです。ガンバリマス!
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さて、最初のひと植えからエンストを起こし、みんなを心配させたTAAさん&田植え機でしたが、その後はすぐに復調。気を取り直して出発です。
ゴトゴトゴトゴト、カッシャンカッシャンカッシャン。うん、いい感じ。
あっという間に旋回(田んぼが小さいから)。なんにしても、順調、順調。
田植え機の肝。
ここの爪が苗の束から数本ずつの苗をちぎり取り、そのまま田んぼへカッシャン、カッシャンと植えていきます。静止画なのが残念なくらいいい働きっぷり。と同時にその動きはまさに人の手で、機械は人の動きを模したものなんだなぁ、とあらためて思います。
さて、田んぼの傍らでは「TAAさん&田植え機・仕事ぶり評価団」が二名に増員。薪割りから田んぼへ(やっと?)やってきたIさん。
と、意地悪な嫁の視線を感じたのか、「あ、オレ、ならし方(かた)やるよー」と田んぼにとびこんだIさん。「ならし方」は、トラクターなどが凸凹にした田んぼの底をあらためてならす係。深さが凸凹だと、苗がうまく植えられなかったりして困ります。その予防。とっても大事。そして何より力仕事。Iさんありがとうデスーと、嫁、バンザイ。
ちなみに上でIさんが持っているのが、先日入手したアルミの代かき。
あ、キマッテル。
そうして作業は着々と進み・・・
空にはピューンと飛行機雲。
と、さし苗隊登場。TAAの弟Y君と義父の親子隊。
さし苗は、田植え機がうまく植えられなかった田んぼの四隅や、途中途中の欠株を補う作業。田んぼのなかをひたすら歩き、適宜苗を植えていきます。田植えといばこうして田んぼに入るイメージだったけど、今ではあくまでも機械の補助的な作業。昔を知っているわけではないですが、楽な時代になったのかな、とあらためて思います。
あ、増員。
シンクロ!
と、はしゃぐRちゃん(妹) ↓ 。写真がいまちだけど、実はここで踊っています。小学一年生には田植えの面白みはちょいと難しいのかもしれません?!
と、と、と。あれ?よく見たらIさん、代掻きが木になってる。
アルミ製の代かきは軽くていいと思ったのに、そこそこ重みがある木製がIさん的には気に入りだったみたいです。ちなみにIさん、職業は大工さん。田んぼの土を代かきでならしながら言っていました。「セメントを練るより難しいなぁ!」・・・そんなもの?!そして、とことん平らにならないと気が済まないのは職業病とか(笑)。田植えひとつ、代掻きひとつもいろいろな世界とつながっているみたいです。
さて、Iさんの代かき談義に脱線しましたが、Rちゃん(姉)は、黙々と刺し苗作業に没頭するほか、合間合間にはこんなこともしていました。苗箱洗いです。これがなかなかの大仕事&面倒くさい仕事。そして、小学5年生にしてこの瞬間移動的仕事ぶり。ただただ感心。
ギャラリー増えてる。お客さま第二号はおとなりのおじいさん。
お隣のおじいさんは、毎年田植え、稲刈りの時には必ずこうしてやってきます。田んぼや稲の様子、機械の調子、もしかしたらわが家の面々より毎年のことを覚えているかも。TAAさんはこの後、田植え機を降りてしばし談笑。一緒にお茶のみ。恒例も楽しい田植えです。
(そしてこの後、さらに近所のTさんも。写真がないけど、ときどき覗きにやって来て、こちらは進捗状況のチェックをマメに(笑))。
田んぼの隅にさし苗用に置いた苗束にはトンボ(見えるかな)。
青いのも(色がきれいで大好き)。
そしてアカハラ~(イモリ)。
↑ 今回背中のみですが、ひっくりかえすとお腹が真っ赤。私は大丈夫なのですが、今回の田植えメンバーにも釜津田の中でさえ、「きゃ~やめてー!」と苦手派多数。かわいいのになぁ。こんなアカハラも田植えの恒例メンバーの一員。
そうして田植えも気づけば終わり。
ちゃこさん、みんなをお出迎え。
みんなでの田植え作業は1時過ぎごろの終了。それからみんなで外で焼肉・・・風味の焼きおにぎりをたらふく食べ、田んぼの水口で冷やしておいたお茶、ビール・・・等々で乾杯しました。
全ての片づけなどを含めると最終的な終わりは夕方5時頃でしたが、みんなのおかげでの夕方5時。
私もこんなに写真もとって、楽しい一日になりました。
収穫の楽しみ以外にも、こういうのが農家の楽しみなのかな、とふと思ったりもした一日。
最近いろいろ思います。しみじみ思ふ年になったのかもしれません。
なんにしても本当に楽しい一日でした。
長々おつきあい、ありがとうございました。今日はこれからデントコーン播き。牛の餌用のトウモロコシ播きです。ガンバリマス!
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by kamatsuta2
| 2013-05-28 06:08
| ■ 田んぼのしごと、畑のしごと
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