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北国岩手の山の中、釜津田暮らしも15年目。農家の嫁の毎日を絵日記風にお届け中。by AKI(kamatsuta2)
手細工好きの里
2015年 09月 08日 | |
唐突ですが、こちらに来て、折に触れつくづくと思うことがあります。
それはみんなが実に器用で創造的で工夫屋であるということです。
例えば家の何かが壊れたとき、まず考えるのはどこをどうしたら直るかということで、それに見合う道具や材料をどこからともなく見つけ出すこともそれに含まれていたりします。
また、暮らしに必要なものもまず自分で作ってみることがまだまだメジャー。大きな大きなビニールハウスや畑でつかう棚などもこともなく作るし、牛舎まわりのいろいろから、大人数での外ご飯で急遽必要になった椅子をさくさくっと作ってしまうのはもはや何かのトリックのよう。
はぁ、すごいなぁ、そんな風に思います。

さて、そんなことを踏まえて先日のこと。またそのことをつくづく思う一日がありました。
そこにあったのは一見用済みの板と角材。しかもそれがたくさんあってこちらが少々困っていると、次から次へとそれを求める人々と出会ったのです。
「こりぁいい、垣をつくる」「この前風で折れた花の支えに」「子牛の囲いに」「牛の餌入れに」・・・・・・エトセトラ、エトセトラ。
そこにあったのは明らかに用済みの板と角材。けれど手細工派の人の前ではそれはあらゆるものの源に。

木工創作力(いや、立体造詣全般かも)ほぼ皆無の私でなくても感動しちゃうと思います。
みんな本当に自分で作るの、好きなんだな。
そして明らかになる、手細工好きの”ポスケ”人気。

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▼ 近影。長雨に霧の日々。
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